ゼネラルモーターズがカーシェアに参入

カーシェアに新たなプレイヤーが参加、とのニュースです。

メーカーのゼネラルモーターズ（GM）がカーシェアリングのサービス「Maven」を開始します。

ゼネラルモーターズと言えば、アメリカの自動車メーカーで、2014年は世界第3位の販売台数を誇るメーカーです。

（ちなみに、2014年の1位はトヨタ、2位はフォルクスワーゲン）

メーカーが、カーシェア？

メーカーと言えば、作って売ってなんぼの商売。

カーシェアは、作りもせず売りもせず、シェア（共有）し利用料で課金する商売。

一見すると、カーシェアはメーカーにとっては商売敵のような気もしますが。。

「Maven」のサービス内容は、1時間6ドル（約700円）で、保険＆ガソリン代込み。アメリカでは、カーシェアリングは「Zipcar」が先行していますが、メーカーのGMが後発ながらカーシェアに参入したということは、それなりの勝算があるからでしょう。

メーカーにとって、カーシェアリングは購入前のマーケティングとしても利用価値が大きく、世の中的にも特に日本では車は所有から共有の意識が進んでおり、もはや自動車業界にとってカーシェアは無視できないビジネスに、というかインフラになってきているということでしょうか。