トヨタがカーシェアへ参入！

都心、若者を中心に注目を集めるカーシェア。
そのカーシェアに関して、カーシェア業界の今後の伸びを加速させるようなニュースが先日飛び込んできました。

「トヨタ自動車　カーシェア事業へ参入へ」

トヨタと言えば、泣く子もだまる天下の自動車メーカー。
自動車メーカーといえば、車を売ってなんぼ。
販売するメーカーが、シェア・レンタルするカーシェア業界への参入？？？

違和感を感じた方も多いのではないでしょうか？

この戦略の裏には、若者の車離れ、都市圏を中心にした車の管理コストの増大、エコ社会への移行に伴う消費型社会から共有型社会への移行など・・・様々な思惑や背景が交錯しての事業展開であることは疑う余地もないでしょう。
実際に、トヨタのカーシェアリング参入は今に始まったことではなく、三井物産系のカレコカーシェアリングへトヨタ86（ハチロク）を車両を提供したりしています。
同時に、BMWもタイムズプラスへMINI ONEをはじめとして提供していますし、メーカーとカーシェアとの共存はますます進んでいくのではないでしょうか。

メーカーにとっても、テストマーケティングという位置づけでもありますし、そもそもカーシェア企業に販売できる売り先に違いないわけですからね。

トヨタ自動車のカーシェアは「ラクモ」というブランド名で、サービスはトヨタレンタカーの営業所でまずは札幌から展開される予定。
首都圏じゃないんだ(´･_･`)・・・なんとも弱気な感じは受けますが、主戦場は首都圏になることは間違いないので、タイムズプラスやオリックスカーシェアリングの先行した優位性をいかにしてくずしていくのか、今後のカーシェアリング業界の争いに注目ですね！
それにより、サービスがより使いやすく利便性が増せば、消費者にとっても願ったり叶ったりですね。